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家で死ぬということ・・・

高度に医療技術が発達したこのご時世

何となく 人は病院でしか亡くならないのでは なんて思っていました。

あっ 人はでなく 義父は でしょうか。

痴呆が進み 自分で色々な症状を正確に訴えられなくなっていた義父ですが、

しっかり者の義母のおかげで

前回も自宅でチアノーゼを起こし あと少し遅かったらというところを

病院に担ぎ込み・・・

もう自宅へは戻れないだろうという診立てを見事覆して

歩いて帰ってきた義父。

何となく 最後の時も また義母だけは気付くのではと思っていました。

が・・・

どうやら義父は、義母が異変に気付き救急車を呼ぶより

2~3時間も前に息をひきとっていたようです。

眠りながら 静かに。

義父にとっては、穏やかな最後で

これ以上ない旅立ちだったのだと思います。

************

けれど、今の日本で 義母以外看取る者がいない状態で

ひっそり息を引き取るという事は

そのまま自然死としては片付けられないという事でした。

義母から連絡を受け2時間余りで駆けつけると

既に義父の遺体は警察に移動し

義父の家には刑事さんが2人

所謂現場検証というか にいらしていました。

幸い到着の早かった主人が

義母と共に対応していたのですが

混乱しているせいでしょうか

時々主人と義母の話が食い違う事が(苦笑)。。。

主人の言っている事の方が正しいと思いつつ

途中でやってきた私が

事情を分からず口を挟んで

万万が一 もうちょっと色々お聞きしたいんで

(義母だけ)警察に なんて事になったら大変と

黙って推移を見守っていると

程なく 刑事さん方は警察に戻ると

これで大丈夫とホッとしていると

これから警察で義父の遺体を調べるので

1時間後に警察に来てください との事。

もし私達の到着が遅れ 車移動出来なかったとしたら

間に合わないかも~なんて時間。

しかも、義父の遺体に異状がなければ

そのまま引き取って大丈夫なので

出来れば 霊柩車(というのでしょうか 遺体搬送)の手配も

というので、慌てて葬儀屋さんに連絡。

丁度お昼の時間で それぞれ何かしらを買ってきていたので

急いでかきこんで 警察へ。

時間指定された割には 監察医の先生の到着が遅れているので

と待たされたり・・・

検死の結果、心臓発作と熱中症が疑われるとの説明と共に

正確な死因は解剖しないと分からない とも。

そして・・・ 熱中症と死亡原因に書くと

保険金が増額される事もあるとの説明も

(何も知らない私達にとってはびっくりするような話でしたし

こんな時にお金の話 とも思ってしまいましたが

死亡保険のお金でお葬式をなんて思って準備されていたら

多い方が助かるでしょうし。。。

後で知って 何で一筆書いてくれなかった 

なんて事になっても という事なんでしょうが)

**********

ようやく義父の遺体が引き取り可能になり

頼んでいた葬儀屋さんが 簡単ではありますが

遺体を整えて下さる事になって

暫く 警察の待合室で待っていたのですが

準備が整いました と案内されたのは

警察の建物の外

一階が警察車両の駐車場等になっている建物のはずれ

7月下旬のギラギラと照りつける太陽の元

アスファルトの地面の上での義父との対面でした。

最初に思ったのは やはり 何でこんな場所? という事。

警察の方も 葬儀屋さんの方も 私達も みんな

義父の遺体を粗末に扱った訳ではありませんし、

このご時世 自宅で亡くなっても

後々事件だったという事もあるので

義父の死が調べられたのも納得しているものの

それでも

どうして 義父の遺体は こんな真夏の太陽の下

アスファルトの上 オイルの匂いが漂うような場所に

と思わずにはいられませんでした。

**********

私は、家で苦しまずに亡くなるのが一番幸せだろう

今までそう思ってきましたし

これからも それに変わりはないと思います。

が・・・

何となく 義父の死後の一連の事を見てしまうと

残された家族も含めてそれが一番と言い切れるのか

ちょっと複雑な心境でした。

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